みらく日記①
2018.09.30
3週間程前に、縁あって我が家に仔犬がやってきました。
『みらく』です。
彼は生まれつき水頭症と心臓の奇形という難病を抱えています。そこで、彼を保護し私に繋いでくださった方が、奇跡(ミラクル)を願って『みらく』と名付けてくれました。
写真の通り、みらくはいつも舌を出しています。『そこが可愛いね!』と言われますが、こうやって常に舌が出たままになっているのを中医学では「気虚」と言います。
「気」とは、簡単に言うと生きていく為のエネルギーで、それが不足した状態が「気虚」です。みらくは生まれつき気が不足していて力が無いから、いつもペロッと舌が出てしまうのです。
成長期のみらくに必要なのは、この「気」を補って強くすること(補気)と、「今持っている気」を出来るだけ滞りなく伸びやかに巡らせること(行気)です。そのためには、とても単純ですが“よく食べ(補気)、よく遊び(行気)、よく寝る(補気/行気)”ことが一番大事なのです。
そして、体に優しい生薬にも助けてもらっています。
舌は相変わらず出ちゃいますが、毎日走り回って遊んでいます。体重も3週間で300g増えました。のびのび成長中!