お知らせ

防災手帳を作るワークショップのご案内

2019.10.14

10月8日は、二十四節気の「寒露」。“露が冷気によって凍りそうになるころ”です。10月の初めは夏のようなお天気でしたが、ようやく朝晩は肌寒くなってきましたね。12日からの3連休の初めに襲った台風の被害が大きくて、心配です。被災された方、どうぶつ達が、1日も早く元の生活に戻れますように…

 

昨年の5月にもご紹介しましたが、長岡京市の社会福祉協議会と市民が参加してできた防災を考える『フセマル・プラットフォーム』では、ペットのための防災手帳を作るワークショップを開催しています。

ワークショップでは、“うちの子”の可愛い写真で手帳の表紙を飾り、みんなでワイワイ楽しくおしゃべりしながらノートの中を記入していきます。昨年のワークショップを経てメンバーが意見を出し合い、本格的なノートが完成しました。災害時だけでなく、日常の健康管理にも役立てられるよう考えて作ったノートです。

 

現在はこの日程(👉ワークショップ詳細)で参加者を募集しています。長岡京市在住以外の方でも結構ですので、お気軽にご参加ください。

また、ご希望のグループがあれば出張開催もしています。ご興味のある方は長岡京市災害ボランティアセンターまでお問い合わせください。(長岡京市以外でも結構です)

【長岡京市総合生活支援センター/長岡京市災害ボランティアセンター ℡075−963−5508】

 

  

 

みらく日記④

2019.08.17

8月23日は、二十四節気の「処暑」。“暑さが峠を越し、後退し始めるころ”です。まだまだ猛暑が続いていますが、来週からは気象状況にも少し秋の気配が出るそうですね。

 

私がみらくと初めて出会ったのがちょうど1年前、去年の8月23日でした。ハラハラした時期もありましたが、無事1歳を迎えることが出来ました^ – ^

最近ようやくしっかり声が出るようになって、一人前に吠えたりマーキングしたりするようになりました。ヒトで言えばヤンチャな中高生男子の年齢だからかどうなのか、全然しつけの良い子ではありませんが…

 

相変わらず心雑音はあって、先日の台風のような低気圧の日はちょっと調子が落ちますが、漢方薬と推拿で順調に過ごしています。

 

ずっと、とにかく元気に成長することだけを願って慎重に慎重に過ごしていましたが、これからは体調を見ながらもうちょっと伸び伸びと、そして世界を広げていけたら良いな、と思っています。

 

 

〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉

推拿(すいな)セミナーのご案内

2019.05.23

以前のブログ(2016.9月)で少し触れましたが、中医学の治療の手技に『推拿(すいな)』というものがあります。

鍼やお灸の代わりに手指を使って経穴(ツボ)を刺激し治療する方法で、マッサージのようなものです。

推拿は手で直接身体に触れて反応を見ながら治療する為、どうぶつにとっても受け入れやすい手技です。また、お家で大好きなご家族にしてもらえたら、それだけでも嬉しいスキンシップになります。

 

その推拿について、わんちゃんとご家族が対象のセミナーが開催されます。

ご興味のある方は、是非一度ご参加ください。

私もお手伝いで参加します^-^ ご不明な点があれば、当院までお問い合わせください。

 

『実践!未病のための推拿マッサージ』

日時:2019年7月21日(日)  14:00~16:00

場所:大阪市獣医師会館セミナー室2階

大阪市東成区中道3丁目8-11 NKビル(玉造駅徒歩5分)

参加費:4000円

定員:先着20名

お申し込み:日本獣医中医薬学院関西支部まで、メールにて受け付け(itcvm.kansai@gmail.com)

件名「すいなセミナー」とし、下記事項をお送りください

①参加者名 ②ご住所 ③電話番号 ④メールアドレス ⑤犬名・犬種・年齢

 

 

 

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みらく日記③

2019.04.07

4月5日は、二十四節気の「清明」。“万物がすがすがしく明るく美しいころ”で、花が咲き乱れるお花見シーズンです。実際の気候も、4月に入った直後は結構冷え込みましたが、ようやくお花見日和になりましたね。

 

みらくが我が家に来て7ヵ月。

歯も生え変わり、

無事冬も越し、随分しっかりしてきました。

ほぼ体格が出来あがった今でも体重はようやく2kgというくらい小粒ですが、冬の間ずっと食欲も旺盛、快便快眠、順調に過ごしていました。

 

そんな訳で、私も最近ではみらくの体調にすっかり安心しきっていたのですが、ちょうど新元号が発表された日は朝からちょっと様子がおかしくなりました。

前夜就寝するまでは変わったことも無かったのですが、この日は起きた時から動きが少なく、「お座り」ポーズで上を見上げた状態で固まっていたり、立ったままで固まっていたり、いつものように私の後ろをちょこちょこ付いて来ません。この日は急に気温も下がり雨が降ったり止んだりしていましたので、気温と気圧の変化が水頭症の身体に影響してしまったようです。おそらく動くと眩暈がするような状態だったのですね。

 

中医学でも、春は眩暈や癲癇などの症状が出やすいとされています。

この日は漢方薬をちょっと増量したりなどで幸い翌日には元気回復しましたが、その後も時々同じような症状が出ていて、まだ本調子ではないようです。水頭症を抱えるみらくにとっては、やはり春のこの時季は苦手だったんだなと改めて実感しました。

最近慌ただしく過ごしていましたが、黄帝内経の「春の養生法」にならって、みらくとゆっくりした時間を取りたいな、と思います。

(「春の養生法」2017年2月のブログ参照)

 

 

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こわがりさんでも大丈夫

2019.02.28

我が家の今年12歳になる猫ミスティは、生後1か月頃に拾われて家で暮らすようになってから、全くの病気知らずでした。

そんな彼が先日、朝からいつものようにゴハンを催促することもなくうずくまり、呼吸も浅く動くのが辛そうでした。 “そろそろいい歳だから病院で検査が要るかな…” などと考えながら身体を触ると、腰部がガチガチに硬くなっていて、軽く押すだけで痛そうな様子。寒さにストレスに体重の増加、で腰痛だったのでした。

不通則痛(経絡に詰まりがあって通らない=痛みとなる)、早速鍼治療となりました。

彼はこわがりで、普段私が近づくだけで「な、何すんのん⁈」といつも警戒します。でも何故かこの時は全然こわがらず、更にはスリスリと御礼(?)までしてくれました。

幸い軽症で、1回の鍼治療だけでかなり動きが良くなり食欲も回復。翌日もまた治療を受け入れてくれて、いつも通りの体調に復活しました。

ただ、調子が良くなった後「まだちょっと背中の硬さが残っているから」と3回目の治療をしようとした時は、またいつもの逃げ腰に。ゲンキンというか正直というか…

 

当院の患者さんも、「大人しく治療を受けられるかな…」とご心配されることがありますが、鍼灸が好きな子はいつでも気持ち良さそうにしてくれますし、ちょっと苦手な子でもミスティのように身体が必要としている時は案外気分良く受け入れてくれています。

 

ミスティ、見た目は貫禄たっぷりなんですけどね…

 

 

 

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「匂い」について

2019.01.24

1月20日は二十四節気の「大寒」でした。これから2月4日の立春までの間が、一年で一番寒い時期になります。今年は比較的穏やかな冬ですが、それでもこの時期体調を崩すどうぶつ達が多くなっています。

 

どうぶつ達の体調の変化を察知する指標として、判りやすいのは食欲や排泄物の状態など目に見える症状ですが、意外と見逃しがちなものに「匂い」があります。特に体臭は、あまり健康状態と関連づけて考えたりしませんが、普段から注意してチェックしていると、匂いの変化で早めに不調に気付けたりします。

 

中医学の診察に「聞診(ぶんしん)」というものがあり、これには“匂いを嗅ぐ”という意味も含まれています。また、「五臭」といって、匂いの種類も五行の「木(肝)・火(心)・土(脾)・金(肺)・水(腎)」に分類されています。

木(肝)・・・臊(あぶらくさい)

火(心)・・・焦(こげくさい)

土(脾)・・・香(こうばしい)

金(肺)・・・腥(なまぐさい)

水(腎)・・・腐(くされくさい)

 

猫さんは念入りに毛繕いをして匂いを消すので、健康な猫さんはヒトの嗅覚では「無臭」ですね。

一方、わんちゃんの場合は、やや甘く「香ばしい」匂いが健康の証しです(例えて言えば、日に干したお布団のような)。それは香ばしい=脾気が良い状態=栄養をしっかり吸収できている状態=後天の気をしっかり補えている状態=健康…と解釈できます。

 

元気そうだけど体臭がキツイ場合は、ストレスが溜まっていたり、水分不足だったり等々で、身体にトラブルが起きる前兆かも知れません。

良い香り(←ヒトにとって)のするシャンプーで洗う前に、まずは何か思いあたる出来事が無いか(食餌や環境など…)を考えていただけたらいいな、と思っています。

 

みらくも生後半年を過ぎて、随分犬らしくなりました(^-^)

彼も、調子が悪い時は匂いが強くなります。逆に調子が良くなると、お風呂に入った訳でなくても匂いがしなくなります。

 

 

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菊芋茶

2018.12.27

先日、鍼灸治療に伺っている猫さんのお家で、菊芋をいただきました。

菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、その肥大した根塊を食用にします。北アメリカ原産で、日本には江戸時代末期に入ってきたそうですが、最近では豊富に含まれる多糖類の「イヌリン」が“天然のインシュリン”といわれ健康食品として注目されています。

いただいた菊芋は、人の手を借りずに自力で育ったものとのこと、より力強さを感じますね。

皮ごと刻んで、生でも炒めても食べられますが、せっかくなので『菊芋茶』を作ってみました。

洗って皮ごと薄切りにして、2~3日天日干しします。

これを煮出していただきます。

甘みがありますが、あっさりとして飲みやすいです。

干したものをそのまま食べても、ほんのり甘くて意外といけます。お味噌汁の具に使っても美味しそうです。

 

菊芋の効能は、

・利水去湿:身体の水はけを良くする(適応症: むくみ、尿の出が悪い、など)

・和中益胃:胃腸を整える(適応症: 食欲低下、腹脹、胃のもたれ、など)

・清熱解毒:消炎解熱する(適応症:赤い腫れもの、湿疹、化膿、など)

 

です。年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎにも良さそうですね^ – ^

わんちゃんや猫さんにも飲んでもらえます。

 

12月22日は二十四節気の「冬至」、一年で一番昼の短い日でした。比較的暖かい日が続いた12月ですが、これから年末に向けて寒波が来るようですね。

今年は度々の災害がありました。未だ不自由な生活を送るどうぶつ達とご家族が、一日も早く元の生活に戻れるよう、そして新しい年が良い年でありますよう願っています。

それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。

戌年生まれの犬(みらく)から、亥年生まれの猫(ミスティ)へ干支の引き継ぎです(^-^)/

 

 

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冬本番に向けてだけぢゃない

2018.11.28

11月22日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」で、少しずつ雪が降り始めるころ、です。今年は暖かくて、ようやく北海道の初雪が降ったばかりですが、それでも日に日に寒くなっていますね。

風邪やインフルエンザが流行する冬本番に向けて体調管理が大切ですが、実はそれがその先の春に多い花粉症などのアレルギー疾患を抑えることにも繋がるのです。

 

花粉症はじめアレルギー疾患の機序についてはまだ解明されていないこともありますが、中医学の考え方はシンプルで、『正気(身体が持っている力)が弱っていると外邪(外からの邪気=ここではアレルゲン)に負ける』のです。

つまり、風邪をひかない強い身体を維持できれば、花粉に負けない身体にもなる、ということになります。

アレルギー疾患時の漢方薬も、症状がひどい時は症状を直接抑えるものを使いますが、ある程度落ち着いたら元々の体質を改善・補強するお薬に変えていきます。

 

どうぶつ達ももちろん同じですので、アレルギー症状が出やすい子は元気そうに見えて実は体力不足かも知れません。目に見える症状の有無だけに捉われず、食べ物で身体に必要な栄養素をしっかり摂ったり、時には生薬の力を借りて正気を高めてあげるのも良いなと思います。

 

これから年末年始、楽しいイベントが続きますが、なるべく疲れを溜めず春までしっかり体力を温存したいですね。

みらくも、美味しい骨スープを食べて、楽しく散歩して、「正気」を養い中です。

 

 

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『マコモ』のお風呂〜みらく日記②

2018.10.25

我が家に来て1ヶ月半、赤ちゃん顔だったみらくも、ずいぶんしっかりしてきました。

ゴハンの準備が待ちきれないくらい食欲も旺盛で、毎日イタズラ三昧です。

 

先日、お風呂に入りました。

『マコモ』のお風呂です。マコモ液をお湯で希釈したもので全身を洗い流して、後はタオルドライのみでOKなんです。しっかり汚れも臭いも落ちて、ふわふわになります。

みらくには、全身を泡立てて洗ったりする通常のシャンプーはちょっと負担だな…という理由でマコモ風呂にしましたが、皮膚疾患のあるわんちゃんには治療も兼ねて、そしてもちろん元気なわんちゃんにもおすすめです。

 

 

『マコモ』:イネ科の植物の真菰(*1)を乾燥発酵(*2)させ、粉末状にしたもの。

 

*1)真菰‥イネ科の多年生植物。以前は日本全国の河川・湖・沼などに自生していた。稲作伝来以前は食料の一つであった。  

 

*2)発酵にマコモ菌(Bacillus subtilis  ON-1)が関与している。マコモ菌は芽胞を作る菌で、胃酸で死滅せずに腸まで届き、腸内環境の改善に役立つ。

 

【参考】マコモダケ‥真菰の茎の部分に「クロボ菌」が寄生して太くなったもの。現在も秋の味覚として食べられている。

〈効能〉清熱解毒(=消炎解熱し、赤い発疹や腫れもの・化膿などを緩和する)、除煩渇(=熱によるイライラと口渇を除く)、利二便(=排尿排便を整える)

 

 

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みらく日記①

2018.09.30

3週間程前に、縁あって我が家に仔犬がやってきました。

『みらく』です。

彼は生まれつき水頭症と心臓の奇形という難病を抱えています。そこで、彼を保護し私に繋いでくださった方が、奇跡(ミラクル)を願って『みらく』と名付けてくれました。

写真の通り、みらくはいつも舌を出しています。『そこが可愛いね!』と言われますが、こうやって常に舌が出たままになっているのを中医学では「気虚」と言います。

「気」とは、簡単に言うと生きていく為のエネルギーで、それが不足した状態が「気虚」です。みらくは生まれつき気が不足していて力が無いから、いつもペロッと舌が出てしまうのです。

成長期のみらくに必要なのは、この「気」を補って強くすること(補気)と、「今持っている気」を出来るだけ滞りなく伸びやかに巡らせること(行気)です。そのためには、とても単純ですが“よく食べ(補気)、よく遊び(行気)、よく寝る(補気/行気)”ことが一番大事なのです。

そして、体に優しい生薬にも助けてもらっています。

 

舌は相変わらず出ちゃいますが、毎日走り回って遊んでいます。体重も3週間で300g増えました。のびのび成長中!

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