東洋医学が得意なもの
2016.07.31
東洋医学と西洋医学の違いに、「病気の基準」があります。
西洋医学では主に、検査等で数値化して「病気か健康か」を線引きし、「異常値(病気)」なら治療をします。
ただ、実際には西洋的な「YesかNoか」で区切れないグレーゾーンが存在していて、東洋医学ではこれを「未病(みびょう:未だ病まず)」と言います。そして、病気未満のこの時点で、崩れかけた身体のバランスを整えて健康な状態に戻すのが、東洋医学の得意な「未病治」です。
動物たちは言葉を話さないので、目立った症状が出ない場合は未病状態に気づきにくいかも知れませんが、例えば“年のせいかなー”で済ませてしまうような症状も、鍼灸治療で解決して快適な生活が送れるようになるかも知れません。
どんな些細な症状であっても、いつも一緒に生活しているご家族が気になるようなことがあれば、東洋医学治療を考えてみては如何でしょうか。