お知らせ

美味しい果物で養生を〜さくらんぼ(初夏・梅雨編)〜

2018.04.25

今年は寒い冬から一転、平年より早く桜が咲き、当院のある長岡京市の花「キリシマツツジ」も見頃になりました。例年ならゴールデンウィークがちょうど満開という感じなのですが、あっという間に初夏のようですね。
暦の上でも4月20日が「穀雨」、5月5日が「立夏」、着々と夏が近づいています。
中医学の基となる陰陽五行考え方では、自然は必ず陰と陽のバランスで成り立っているとされています。つまり今冬は寒さが強かったので、きっと夏は暑くなる…のです。

 

我が家のご近所にさくらんぼのなる木があり、これもいつもより早く実が熟しつつあります。陽気が高まる初夏から夏に旬を迎える果物は「涼性」や「寒性」の冷やすタイプのものが多い中、このさくらんぼと桃は身体を温める「温性」の果物です。

 

さくらんぼ(桜桃)は、

〈効能〉
・祛風湿:風湿の邪気を取り除く

(環境中の湿気や身体の中に溜まった余分な水(湿)が起こす障害を除いて、痛みや痺れを取る)
・補中:中焦を補う (消化機能を助ける  中焦;身体の真ん中=主に消化器官)
・補気:気を補う
・透疹:発疹を治す

〈適応症状〉
・手足の痺れ、足腰の痛み
・発疹
・下痢
・冷え性
・疲労
・消化促進        効能・適応症状:『現代の食卓に生かす「食味食性表」 』燎原書店 より

など、まさに梅雨時の湿気による体調不良やエアコンの風による冷えなどにぴったりの果物です。どちらかといえば見た目の可愛さからスイーツの飾り的存在ですが、しっかりと効能があるのですね。
未熟な実の種は砕くと有毒な物質を含みますし、種自体が腸閉塞を起こすこともありますので、犬猫さんには種を取って1〜2粒だけ、おすそ分けしてあげてください。

 

同じく温性の桃にも、身体を潤し(生津・潤腸)、消化を助け(消積)、体力回復(補気)に役立つ、などの効能があります。こちらも犬猫さんにも食べてもらえます。皮と種は必ず取り除いて、果肉だけをあげてくださいね。

 

 今年は、実も大きいです。早速小鳥が食べに来ていました!

 

 

〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉

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