4月の休診日のお知らせ
2019.03.24
4月12日(金)・16日(火)午後・23日(火)午後・24日(水)午後は狂犬病集合注射のため、休診とさせていただきます。
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2019.03.24
4月12日(金)・16日(火)午後・23日(火)午後・24日(水)午後は狂犬病集合注射のため、休診とさせていただきます。
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2019.02.28
我が家の今年12歳になる猫ミスティは、生後1か月頃に拾われて家で暮らすようになってから、全くの病気知らずでした。
そんな彼が先日、朝からいつものようにゴハンを催促することもなくうずくまり、呼吸も浅く動くのが辛そうでした。 “そろそろいい歳だから病院で検査が要るかな…” などと考えながら身体を触ると、腰部がガチガチに硬くなっていて、軽く押すだけで痛そうな様子。寒さにストレスに体重の増加、で腰痛だったのでした。
不通則痛(経絡に詰まりがあって通らない=痛みとなる)、早速鍼治療となりました。
彼はこわがりで、普段私が近づくだけで「な、何すんのん⁈」といつも警戒します。でも何故かこの時は全然こわがらず、更にはスリスリと御礼(?)までしてくれました。
幸い軽症で、1回の鍼治療だけでかなり動きが良くなり食欲も回復。翌日もまた治療を受け入れてくれて、いつも通りの体調に復活しました。
ただ、調子が良くなった後「まだちょっと背中の硬さが残っているから」と3回目の治療をしようとした時は、またいつもの逃げ腰に。ゲンキンというか正直というか…
当院の患者さんも、「大人しく治療を受けられるかな…」とご心配されることがありますが、鍼灸が好きな子はいつでも気持ち良さそうにしてくれますし、ちょっと苦手な子でもミスティのように身体が必要としている時は案外気分良く受け入れてくれています。
ミスティ、見た目は貫禄たっぷりなんですけどね…
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2019.02.21
3月の休診日は19日(火)・20日(水)です。
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2019.01.24
1月20日は二十四節気の「大寒」でした。これから2月4日の立春までの間が、一年で一番寒い時期になります。今年は比較的穏やかな冬ですが、それでもこの時期体調を崩すどうぶつ達が多くなっています。
どうぶつ達の体調の変化を察知する指標として、判りやすいのは食欲や排泄物の状態など目に見える症状ですが、意外と見逃しがちなものに「匂い」があります。特に体臭は、あまり健康状態と関連づけて考えたりしませんが、普段から注意してチェックしていると、匂いの変化で早めに不調に気付けたりします。
中医学の診察に「聞診(ぶんしん)」というものがあり、これには“匂いを嗅ぐ”という意味も含まれています。また、「五臭」といって、匂いの種類も五行の「木(肝)・火(心)・土(脾)・金(肺)・水(腎)」に分類されています。
木(肝)・・・臊(あぶらくさい)
火(心)・・・焦(こげくさい)
土(脾)・・・香(こうばしい)
金(肺)・・・腥(なまぐさい)
水(腎)・・・腐(くされくさい)
猫さんは念入りに毛繕いをして匂いを消すので、健康な猫さんはヒトの嗅覚では「無臭」ですね。
一方、わんちゃんの場合は、やや甘く「香ばしい」匂いが健康の証しです(例えて言えば、日に干したお布団のような)。それは香ばしい=脾気が良い状態=栄養をしっかり吸収できている状態=後天の気をしっかり補えている状態=健康…と解釈できます。
元気そうだけど体臭がキツイ場合は、ストレスが溜まっていたり、水分不足だったり等々で、身体にトラブルが起きる前兆かも知れません。
良い香り(←ヒトにとって)のするシャンプーで洗う前に、まずは何か思いあたる出来事が無いか(食餌や環境など…)を考えていただけたらいいな、と思っています。
みらくも生後半年を過ぎて、随分犬らしくなりました(^-^)
彼も、調子が悪い時は匂いが強くなります。逆に調子が良くなると、お風呂に入った訳でなくても匂いがしなくなります。
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2019.01.20
2月17日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.12.27
先日、鍼灸治療に伺っている猫さんのお家で、菊芋をいただきました。
菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、その肥大した根塊を食用にします。北アメリカ原産で、日本には江戸時代末期に入ってきたそうですが、最近では豊富に含まれる多糖類の「イヌリン」が“天然のインシュリン”といわれ健康食品として注目されています。
いただいた菊芋は、人の手を借りずに自力で育ったものとのこと、より力強さを感じますね。
皮ごと刻んで、生でも炒めても食べられますが、せっかくなので『菊芋茶』を作ってみました。
洗って皮ごと薄切りにして、2~3日天日干しします。
これを煮出していただきます。
甘みがありますが、あっさりとして飲みやすいです。
干したものをそのまま食べても、ほんのり甘くて意外といけます。お味噌汁の具に使っても美味しそうです。
菊芋の効能は、
・利水去湿:身体の水はけを良くする(適応症: むくみ、尿の出が悪い、など)
・和中益胃:胃腸を整える(適応症: 食欲低下、腹脹、胃のもたれ、など)
・清熱解毒:消炎解熱する(適応症:赤い腫れもの、湿疹、化膿、など)
です。年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎにも良さそうですね^ – ^
わんちゃんや猫さんにも飲んでもらえます。
12月22日は二十四節気の「冬至」、一年で一番昼の短い日でした。比較的暖かい日が続いた12月ですが、これから年末に向けて寒波が来るようですね。
今年は度々の災害がありました。未だ不自由な生活を送るどうぶつ達とご家族が、一日も早く元の生活に戻れるよう、そして新しい年が良い年でありますよう願っています。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。
戌年生まれの犬(みらく)から、亥年生まれの猫(ミスティ)へ干支の引き継ぎです(^-^)/
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2018.12.20
新年1月2日(水)午前・4日(金)午前は、他院勤務のため休診とさせていただきます。
また、1月27日(日)は研修のため休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.11.28
11月22日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」で、少しずつ雪が降り始めるころ、です。今年は暖かくて、ようやく北海道の初雪が降ったばかりですが、それでも日に日に寒くなっていますね。
風邪やインフルエンザが流行する冬本番に向けて体調管理が大切ですが、実はそれがその先の春に多い花粉症などのアレルギー疾患を抑えることにも繋がるのです。
花粉症はじめアレルギー疾患の機序についてはまだ解明されていないこともありますが、中医学の考え方はシンプルで、『正気(身体が持っている力)が弱っていると外邪(外からの邪気=ここではアレルゲン)に負ける』のです。
つまり、風邪をひかない強い身体を維持できれば、花粉に負けない身体にもなる、ということになります。
アレルギー疾患時の漢方薬も、症状がひどい時は症状を直接抑えるものを使いますが、ある程度落ち着いたら元々の体質を改善・補強するお薬に変えていきます。
どうぶつ達ももちろん同じですので、アレルギー症状が出やすい子は元気そうに見えて実は体力不足かも知れません。目に見える症状の有無だけに捉われず、食べ物で身体に必要な栄養素をしっかり摂ったり、時には生薬の力を借りて正気を高めてあげるのも良いなと思います。
これから年末年始、楽しいイベントが続きますが、なるべく疲れを溜めず春までしっかり体力を温存したいですね。
みらくも、美味しい骨スープを食べて、楽しく散歩して、「正気」を養い中です。
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2018.11.20
12月の休診日は16日(日)・23日(日)です。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.10.25
我が家に来て1ヶ月半、赤ちゃん顔だったみらくも、ずいぶんしっかりしてきました。
ゴハンの準備が待ちきれないくらい食欲も旺盛で、毎日イタズラ三昧です。
先日、お風呂に入りました。
『マコモ』のお風呂です。マコモ液をお湯で希釈したもので全身を洗い流して、後はタオルドライのみでOKなんです。しっかり汚れも臭いも落ちて、ふわふわになります。
みらくには、全身を泡立てて洗ったりする通常のシャンプーはちょっと負担だな…という理由でマコモ風呂にしましたが、皮膚疾患のあるわんちゃんには治療も兼ねて、そしてもちろん元気なわんちゃんにもおすすめです。
『マコモ』:イネ科の植物の真菰(*1)を乾燥発酵(*2)させ、粉末状にしたもの。
*1)真菰‥イネ科の多年生植物。以前は日本全国の河川・湖・沼などに自生していた。稲作伝来以前は食料の一つであった。
*2)発酵にマコモ菌(Bacillus subtilis ON-1)が関与している。マコモ菌は芽胞を作る菌で、胃酸で死滅せずに腸まで届き、腸内環境の改善に役立つ。
【参考】マコモダケ‥真菰の茎の部分に「クロボ菌」が寄生して太くなったもの。現在も秋の味覚として食べられている。
〈効能〉清熱解毒(=消炎解熱し、赤い発疹や腫れもの・化膿などを緩和する)、除煩渇(=熱によるイライラと口渇を除く)、利二便(=排尿排便を整える)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉