2月の休診日のお知らせ
2019.01.20
2月17日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2019.01.20
2月17日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.12.27
先日、鍼灸治療に伺っている猫さんのお家で、菊芋をいただきました。
菊芋はキク科ヒマワリ属の多年草で、その肥大した根塊を食用にします。北アメリカ原産で、日本には江戸時代末期に入ってきたそうですが、最近では豊富に含まれる多糖類の「イヌリン」が“天然のインシュリン”といわれ健康食品として注目されています。
いただいた菊芋は、人の手を借りずに自力で育ったものとのこと、より力強さを感じますね。
皮ごと刻んで、生でも炒めても食べられますが、せっかくなので『菊芋茶』を作ってみました。
洗って皮ごと薄切りにして、2~3日天日干しします。
これを煮出していただきます。
甘みがありますが、あっさりとして飲みやすいです。
干したものをそのまま食べても、ほんのり甘くて意外といけます。お味噌汁の具に使っても美味しそうです。
菊芋の効能は、
・利水去湿:身体の水はけを良くする(適応症: むくみ、尿の出が悪い、など)
・和中益胃:胃腸を整える(適応症: 食欲低下、腹脹、胃のもたれ、など)
・清熱解毒:消炎解熱する(適応症:赤い腫れもの、湿疹、化膿、など)
です。年末年始の食べ過ぎ飲み過ぎにも良さそうですね^ – ^
わんちゃんや猫さんにも飲んでもらえます。
12月22日は二十四節気の「冬至」、一年で一番昼の短い日でした。比較的暖かい日が続いた12月ですが、これから年末に向けて寒波が来るようですね。
今年は度々の災害がありました。未だ不自由な生活を送るどうぶつ達とご家族が、一日も早く元の生活に戻れるよう、そして新しい年が良い年でありますよう願っています。
それでは、どうぞ良いお年をお迎えください。
戌年生まれの犬(みらく)から、亥年生まれの猫(ミスティ)へ干支の引き継ぎです(^-^)/
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2018.12.20
新年1月2日(水)午前・4日(金)午前は、他院勤務のため休診とさせていただきます。
また、1月27日(日)は研修のため休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.11.28
11月22日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」で、少しずつ雪が降り始めるころ、です。今年は暖かくて、ようやく北海道の初雪が降ったばかりですが、それでも日に日に寒くなっていますね。
風邪やインフルエンザが流行する冬本番に向けて体調管理が大切ですが、実はそれがその先の春に多い花粉症などのアレルギー疾患を抑えることにも繋がるのです。
花粉症はじめアレルギー疾患の機序についてはまだ解明されていないこともありますが、中医学の考え方はシンプルで、『正気(身体が持っている力)が弱っていると外邪(外からの邪気=ここではアレルゲン)に負ける』のです。
つまり、風邪をひかない強い身体を維持できれば、花粉に負けない身体にもなる、ということになります。
アレルギー疾患時の漢方薬も、症状がひどい時は症状を直接抑えるものを使いますが、ある程度落ち着いたら元々の体質を改善・補強するお薬に変えていきます。
どうぶつ達ももちろん同じですので、アレルギー症状が出やすい子は元気そうに見えて実は体力不足かも知れません。目に見える症状の有無だけに捉われず、食べ物で身体に必要な栄養素をしっかり摂ったり、時には生薬の力を借りて正気を高めてあげるのも良いなと思います。
これから年末年始、楽しいイベントが続きますが、なるべく疲れを溜めず春までしっかり体力を温存したいですね。
みらくも、美味しい骨スープを食べて、楽しく散歩して、「正気」を養い中です。
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2018.11.20
12月の休診日は16日(日)・23日(日)です。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.10.25
我が家に来て1ヶ月半、赤ちゃん顔だったみらくも、ずいぶんしっかりしてきました。
ゴハンの準備が待ちきれないくらい食欲も旺盛で、毎日イタズラ三昧です。
先日、お風呂に入りました。
『マコモ』のお風呂です。マコモ液をお湯で希釈したもので全身を洗い流して、後はタオルドライのみでOKなんです。しっかり汚れも臭いも落ちて、ふわふわになります。
みらくには、全身を泡立てて洗ったりする通常のシャンプーはちょっと負担だな…という理由でマコモ風呂にしましたが、皮膚疾患のあるわんちゃんには治療も兼ねて、そしてもちろん元気なわんちゃんにもおすすめです。
『マコモ』:イネ科の植物の真菰(*1)を乾燥発酵(*2)させ、粉末状にしたもの。
*1)真菰‥イネ科の多年生植物。以前は日本全国の河川・湖・沼などに自生していた。稲作伝来以前は食料の一つであった。
*2)発酵にマコモ菌(Bacillus subtilis ON-1)が関与している。マコモ菌は芽胞を作る菌で、胃酸で死滅せずに腸まで届き、腸内環境の改善に役立つ。
【参考】マコモダケ‥真菰の茎の部分に「クロボ菌」が寄生して太くなったもの。現在も秋の味覚として食べられている。
〈効能〉清熱解毒(=消炎解熱し、赤い発疹や腫れもの・化膿などを緩和する)、除煩渇(=熱によるイライラと口渇を除く)、利二便(=排尿排便を整える)
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2018.10.20
11月の休診日は11日(日)です。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.09.30
3週間程前に、縁あって我が家に仔犬がやってきました。
『みらく』です。
彼は生まれつき水頭症と心臓の奇形という難病を抱えています。そこで、彼を保護し私に繋いでくださった方が、奇跡(ミラクル)を願って『みらく』と名付けてくれました。
写真の通り、みらくはいつも舌を出しています。『そこが可愛いね!』と言われますが、こうやって常に舌が出たままになっているのを中医学では「気虚」と言います。
「気」とは、簡単に言うと生きていく為のエネルギーで、それが不足した状態が「気虚」です。みらくは生まれつき気が不足していて力が無いから、いつもペロッと舌が出てしまうのです。
成長期のみらくに必要なのは、この「気」を補って強くすること(補気)と、「今持っている気」を出来るだけ滞りなく伸びやかに巡らせること(行気)です。そのためには、とても単純ですが“よく食べ(補気)、よく遊び(行気)、よく寝る(補気/行気)”ことが一番大事なのです。
そして、体に優しい生薬にも助けてもらっています。
舌は相変わらず出ちゃいますが、毎日走り回って遊んでいます。体重も3週間で300g増えました。のびのび成長中!
2018.09.20
10月21日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.08.29
8月23日は二十四節気の「処暑」、暑さのピークが過ぎて徐々に収まってくる頃…のはずですが、まだまだ猛暑が続いていますね。
今年の暑さはどうぶつ達にも厳しく、例年よりも調子を崩すことが多かったように感じます。
どうぶつは人の言葉を話さないのでなかなか自ら不調を訴えてくれませんが、日々の調子から変化を察知し、病気になる前に食べ物や環境を修正してあげられたら良いですよね。その為には毎日一緒に過ごしているご家族の協力が不可欠で、その際に中医学の考え方はとても役立ちます。私は診察・治療をするだけでなく、中医学についてお伝えする様な活動もしていきたいなと考えています。
中医学に興味のある方も、興味はあるけれど“よく解らないから不安”という方も、今後セミナー等を開催していく予定ですので、ぜひご参加ください。
まずは、9月4日に滋賀県大津市の唐橋にある古民家フリースペース『momo庵』で、「ワンニャン中医学 プレイベント」を開催します。施術する様子を見ていただいたりご質問に応じたりしますので、ちょっと覗いてみてください。(お問い合わせは当院まで:070-5661-6216)
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