9月の休診日のお知らせ
2018.08.19
9月の休診日は23日(日)です。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.08.19
9月の休診日は23日(日)です。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.07.24
連日暑い日が続いていますね。暦の上では7月23日が「大暑」、そして8月7日が「立秋」で、今まさに『暑中』です。
熱中症のリスクと対策が繰り返し報道されていますが、どうぶつも基本は同じです。やはりエアコン等を使って最適温度に調節すること、水分補給をしっかりすること。そして身体に熱がこもりがちになるドライフードだけではなく、旬の食材で身体の中からもケアできると良いなと思います。
今回は果物養生シリーズ夏編。夏の果物の代表格メロンとスイカの効能をご紹介します。
【メロン(香瓜):寒性】
〈効能〉
・清熱:身体の熱を冷ます
・解暑:暑邪(=夏の炎暑がもたらす強い熱性の病因)を取り除く
・生津:身体を潤す
・利水:水分代謝を良くする
〈適応症〉高血圧、疲労、がん予防、美肌、血栓予防
【スイカ(西瓜):寒性】
〈効能〉
・清熱、解暑、利水
・除煩:胸中の熱や不安感を除く
・止渇:喉の渇きを解消する
〈適応症〉糖尿病、口渇、尿の濁り、高血圧、熱中症予防
[効能・適応症状:『現代の食卓に生かす「食味食性表」 』燎原書店 より]
効能を見れば言わずもがなの猛暑対策果物ですね^ – ^
猫さんはなかなか難しいかも知れませんが、食べてくれそうなら少量ずつお試しください。
いずれも食べすぎてお腹をこわさないように、そして、同じく夏に美味しいブドウについては腎機能に影響があるという報告がありますので与えないように、ご注意なさってください。
8月4日(土)15:30~、京都市内の「野と花鍼灸院」でわんちゃんの食養生を中心としたセミナーを開催します。
ご興味のある方は当院までご連絡ください。070-5661-6216(9:00~19:00)
1日量は、5kgのワンちゃんで20g前後が目安です。
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.07.20
8月14日(火)午前・15日(水)午前は、他院勤務のため休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.06.20
6月18日の大阪北部地震、怖かったですね。病院のある長岡京市では震度5強の揺れでした。前回のブログでご紹介したようなペットの防災など、非常時対策を色々と考えていましたが、いざ直面するとなかなか冷静に対応出来ず慌ててしまいました。
大人でも恐怖を感じるのだから小さな子供さんや敏感などうぶつ達は相当なストレスを受けているだろうな、と心配です。
我が家の猫も、地震の直後は毛を逆立て硬直し、声を掛けるとハッと我に返ってダダダーっと押入れに隠れてしまいました。そのあと半日は隠れたままで、夕方になってようやく出てきて食餌を食べましたが、翌日までビクビクして強張った顔、2日経った今日も彼には珍しく食べ残しています。
もっと揺れたところやもっと敏感な反応をした子達はもちろんのこと、表立って様子の変わらない子も、きっとすごく恐怖や不安を感じていると思います。
地震を防ぐことは出来ませんし、揺れた瞬間の咄嗟の行動はなかなかコントロール出来ないものですが、「事前の備え」と「アフターケア」だけはしっかりしなくては!と改めて痛感しました。
「事前の備え」
それぞれのお家の状況によって事前対策は変わってきますが、以下の点を参考に是非チェック・準備なさってください。
<緊急持ち出しグッズ>
・キャリーケース:できれば日頃から入ることに慣れておく。
・首輪(迷子札付き)、ハーネス、リード:強度の確認をしておく。
・フード: 非常持出用3日(最低10日分は在庫しておく)大好きな缶詰やおやつなど食欲低下時のための‘とっておき’も必須。
・水:フードと同日分(体重1kgあたり1日50ccを目安に)
・薬: 持病のある子は普段から多めに貰っておく。 持病がなくても、“ホテルに預けると下痢をする”など環境の変化で症状が出る場合を想定して準備をしておく。
・トイレグッズ:ペットシーツや猫砂、ビニール袋、お尻拭きなど
・毛布、バスタオル:匂いのついた慣れたものが良い。
・ゴミ袋、ガムテープ、新聞紙、軍手など(人用と共用で)
・情報ノート:ペットの特徴や性格、既往歴、ワクチン接種等の情報を記入し、全身がわかる写真を添付しておく。
<家の対策>
・家具類の転倒や落下防止対策をする。(キャットタワーやケージも同様に)
・高い場所に危険なものを置かない。(ケージやどうぶつの居場所付近も同様に)
・戸棚などの扉に掛け金をかける。
・窓ガラスの飛散防止対策、陶器やガラス製品などの滑り止め対策をする。
・お風呂の水の汲み置き(蓋は閉めておく)
・コンセントやコード類の安全確認
そして何より、“ストレスに負けない健康な身体”、日常の健康管理が重要だと思っています。
「アフターケア」
一見普段と変わらない様子をしていても、恐怖を感じたダメージはあると思いますし、しばらくして体調を崩すことも考えられます。食事量や排泄物などをチェックしつつ、リラックスして過ごせるよう気を配ってあげてください。撫でられるのが大丈夫などうぶつには、頭〜背中〜尾を手のひらでゆっくり撫でてあげるだけでも精神安定効果があります。
以上はあくまで「最低限」かな、と思います。私もまだまだ対策は不十分。我が家の猫がこんなにダメージを受けるとは思っていませんでしたし、いろんな状況を想定しつつ対策を練らなくてはいけませんね。
まだ余震も続き不安な状況ですが、被災された方々やどうぶつ達が一日も早く日常に戻れますように…
2018.06.20
7月1日(日)・22日(日)・29日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.05.25
5月21日は二十四節気の「小満(しょうまん)」、“万物が次第に成長して、一定の大きさに達して来るころ”です。最近気温はちょっと不安定ですが、花も緑も綺麗で、梅雨前の気持ちの良い季節ですね。
新年度の慌しさや連休明けの疲れも取れてきて、『ちょっと何か始めてみようかなぁー』という気分になりませんか?
以前のブログでも少しご紹介した事がありますが、長岡京市社会福祉協議会の「フセマルまちプロジェクト」では、ペットと防災を考える防災カフェを開催しています。
私も参加させていただいてしばらく企画・準備をしていましたが、ようやく次の開催が決定しました。今回は「ペットと私の防災手帳」を作るワークショップです。
ペットの写真で表紙を作り、特徴・性格・好きなもの等々のプロフィールを書き込み、‘もしも’に備えてやっておくことのチェックリストなどを載せます。勿論それぞれ自由に書き加えていく事もできますし、参加された方々で使い方などのアイデアを出し合ったりも出来たら良いなと考えています。
まずは「防災」と構えずに、可愛いペット自慢のつもりで気軽に集まってもらえたらと楽しみにしています。
どのようなものが完成したかまたご紹介したいと思いますので、是非参考にして作っていただきたいです。
開催の詳細は下記の通りです。長岡京市にお住いの方はご参加ください^ – ^
(お申し込み・お問い合わせは、長岡京市災害ボランティアセンター℡075-963-5508)
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2018.05.20
6月17日(日)・24日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)
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2018.04.25
今年は寒い冬から一転、平年より早く桜が咲き、当院のある長岡京市の花「キリシマツツジ」も見頃になりました。例年ならゴールデンウィークがちょうど満開という感じなのですが、あっという間に初夏のようですね。
暦の上でも4月20日が「穀雨」、5月5日が「立夏」、着々と夏が近づいています。
中医学の基となる陰陽五行考え方では、自然は必ず陰と陽のバランスで成り立っているとされています。つまり今冬は寒さが強かったので、きっと夏は暑くなる…のです。
我が家のご近所にさくらんぼのなる木があり、これもいつもより早く実が熟しつつあります。陽気が高まる初夏から夏に旬を迎える果物は「涼性」や「寒性」の冷やすタイプのものが多い中、このさくらんぼと桃は身体を温める「温性」の果物です。
さくらんぼ(桜桃)は、
〈効能〉
・祛風湿:風湿の邪気を取り除く
(環境中の湿気や身体の中に溜まった余分な水(湿)が起こす障害を除いて、痛みや痺れを取る)
・補中:中焦を補う (消化機能を助ける 中焦;身体の真ん中=主に消化器官)
・補気:気を補う
・透疹:発疹を治す
〈適応症状〉
・手足の痺れ、足腰の痛み
・発疹
・下痢
・冷え性
・疲労
・消化促進 効能・適応症状:『現代の食卓に生かす「食味食性表」 』燎原書店 より
など、まさに梅雨時の湿気による体調不良やエアコンの風による冷えなどにぴったりの果物です。どちらかといえば見た目の可愛さからスイーツの飾り的存在ですが、しっかりと効能があるのですね。
未熟な実の種は砕くと有毒な物質を含みますし、種自体が腸閉塞を起こすこともありますので、犬猫さんには種を取って1〜2粒だけ、おすそ分けしてあげてください。
同じく温性の桃にも、身体を潤し(生津・潤腸)、消化を助け(消積)、体力回復(補気)に役立つ、などの効能があります。こちらも犬猫さんにも食べてもらえます。皮と種は必ず取り除いて、果肉だけをあげてくださいね。
今年は、実も大きいです。早速小鳥が食べに来ていました!
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.04.20
5月3日(木)午前・4日(金)午前は、他院勤務のため休診とさせていただきます。
5月27日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。
上記以外は土・日・祝日、ゴールデンウィーク中も診療しております。
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉
2018.03.26
『You are what you eat (健康は食にあり)』
先日、ペットの栄養と食事に関するセミナーに参加しました。その際とても印象的だった言葉が、上記のことわざです。
日本語で『健康は食事にある』というと、当たり前の事と聞き流してしまいそうですが、“あなたはあなたの食べる物で出来ている”と直訳するとインパクトがあり、かえって食べ物の大切さが際立って、心に響きます。「何を身体に入れるか」によって調子良く過ごせるかどうか決まってくる…ちょっと大袈裟に言えば、人生も変わっちゃうかも知れないんだなぁと、改めて考えさせられます。
これはどうぶつ達にも当てはまる事ですので、たとえ「バランスが良い」と記されているペットフードであっても、一年中ずっとそれだけ…ではなく、その時々の体調や季節に合うように内容を調整してあげたいですよね。
人間とどうぶつ達では、必要な栄養素やバランスが違います(例えば猫は完全な肉食、犬は雑食に近い肉食、など)ので、手作りする際には押さえておくべきポイントがあります。新鮮で美味しいものをどんどん食べて調子の良い身体になってもらえるよう、食餌についてもご相談いただけたら嬉しいな、と思っています。
〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉