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8月の休診日のお知らせ

2017.07.21

8月14日(月)・15日(火)は他院勤務のため、27日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。

(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)

 

〈ペットの東洋医学診療は京都 長岡京・華葉どうぶつ病院までご相談ください〉

7/10~13の休診日について

2017.07.01

勝手ながら「7月の休診日のお知らせ」に記載の通り、7月10日(月)〜7月13日(木)は研修のため休診とさせていただきます。

上記期間は電話応答ができませんが、メール(kayou.vet@gmail.com)によるお問い合わせは受け付けておりますのでそちらをご利用ください。

 

 

 

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相棒

2017.06.29

我が家には猫が2匹いましたが、このブログにも登場した事のある19歳の三毛猫イオが、先日天国へ旅立ちました。
彼女は私が新米獣医師として歩きだした直後にやって来て、仔猫の育て方、避妊手術、膵炎による生命の危機、続発した糖尿病との12年に及ぶ付き合い、晩年は私の鍼灸治療のモニターになり…文字通り身体をはって私の成長をサポートし癒してくれた相棒です。
その彼女の最期は、本当に凛として清々しいものでした。水以外はほとんど受け付けなくなった時、予定をキャンセルして側に居たいと思いましたが、深夜にドタバタと大きな音を立てながらも自力で這うようにトイレに行く姿を見て、「ワタシはワタシで出来ることをするんだから、アンタは自分のやるべきことをしなさい」と言われた気がしました。そして、私の立て込んだ予定が一段落した日に、私の膝の上で旅立ってくれました。
覚悟はしていても喪失感が募りますが、彼女が最後まで身をもって教えてくれた姿を想い、私は私のやるべきことに真摯に取り組んでいこうと思っています。

7月の休診日のお知らせ

2017.06.22

7月10日(月)~13日(木)・23日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。

(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)

 

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漢方薬のおはなし

2017.05.28

先日、富山県氷見市で開催された、漢方薬講座に参加してきました。

講師は薬剤師でチベット医の小川先生。日本ではメジャーな方剤である「葛根湯」と「大建中湯」について、それぞれに含まれている生薬の説明があり、実物を手にとって味わったりしました。

日本で「漢方薬」というと、既製のもの(レシピ通りの生薬を煎じたものを顆粒状に生成したエキス剤や錠剤)が一般的ですので、なかなか個々の生薬を実際に味わう機会がありません。また、本来はその人のその時の状態にあった生薬を選んで、同じ方剤=レシピでも割合を変えたりし、飲む時に煎じるのがベストです。実現するのはなかなか難しいですが、そういう環境が身近に広まればいいなぁと思いました。

ちなみに、チベット医の試験では、実際に野山に出て生薬を取ってくるというものもあるそうです。ちょっとカッコイイですね。

それから、カプセルや糖衣錠と違って煎じたお薬は匂いがしっかりしますよね。それが飲みづらい一因ではありますが、本来は口から入る前に鼻から匂いを嗅ぐことで身体が受け入れ準備をするとのこと。「飲みやすいお薬」より実は身体に優しいんですね。

ただ、嗅覚が人間より何倍も敏感な動物は、微かに匂いのする錠剤タイプの漢方薬くらいがちょうど良いのかな、と思いました。野生動物も自分で煎じたりはしないですしね。

「大建中湯」の生薬です。

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6月の休診日のお知らせ

2017.05.22

6月2日(金)・10日(土)・23日(金)は他院勤務のため、18日(日)・25日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。

(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)

 

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江戸時代のどうぶつ達

2017.04.25

先日獣医中医学の研修で東京に行った際に、太田記念美術館で開催されている『浮世絵動物園』という展覧会を観てきました。

海外から来た象の紹介や博覧会でのマンボウの説明図、家畜のいる風景、ペットとして可愛がられている犬や猫、擬人化された動物たち、流行した動物柄の着物……様々な動物達が浮世絵の中にいました。

特に、専用のお座布団に座ってお嬢様と一緒に琴の演奏を聴いている狆や、女性が「可愛くて仕方ない」といった様子で頬ずりしている猫などを見ると、今と全然変わらないなぁと微笑ましかったです。

獣医が馬や牛に鍼灸治療をしていた時代ですし、人々も自らお灸を据えたりしていましたから、ペット達もきっと鍼やお灸で養生していたのでしょうね。

 

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5月の休診日のお知らせ

2017.04.22

5月4日(木)・5日(金)・14日(日)・19日(金)・26日(金)は他院勤務のため、7日(日)・28日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。

(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)

 

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食養生・早春

2017.03.28

春分の日を過ぎましたが、今年は桜の開花も遅れていて、なかなか春の養生法 “早起きしてゆっくり散歩” 気分になれませんね…

そこで、まだ寒さの残る春先にお勧めする「どうぶつ簡単薬膳ごはん」のご紹介です。

 

青紫蘇(大葉)または小松菜をよく洗い、細かく刻んでいつものフードにトッピング。以上で完成です。

「薬膳」というとなんとなく面倒な感じがしますが、これだけでもちゃんと食養生になります。

主な効能は、
・紫蘇(辛温発散=体を温める、邪気を追い出す)
・小松菜(養陰徐煩=体の水分を補う、イライラや不安感を鎮める)

です。

量は(5kgのわんちゃんの場合)、紫蘇なら1〜2枚/日、小松菜なら30 g/日くらいが目安です。
植物オイルと一緒に摂るのもお勧めですので、ごく少量(1日:小匙1/4程度)のオリーブオイルなどをかけてみても良いです。また他に、パセリや青梗菜でもOKです。

 

青菜に慣れないわんちゃんや、特に猫さんは、いきなりは難しいかもしれませんが、その時は火を通したりごく微量から試したりなどしてみて下さい。効能は勿論人間も同じです。同じ食材で一緒に養生できるのは素敵なことだな、と思っています。

 

 

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4月の休診日のお知らせ

2017.03.22

4月7日(金)・14日(金)・21日(金)・29日(土)は他院勤務のため、23日(日)は研修のため、休診とさせていただきます。

(上記以外は土・日・祝日もご予約いただけます。)

 

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